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歯科医院におけるクレジットカード決済導入のメリット・デメリット

歯科医院におけるクレジットカード決済導入のメリット・デメリット
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歯科医院でも、患者さんの支払いの選択肢を増やす為に、自由診療のクレジットカード支払いを可能にしている医院が多くみられるようになってきました。

金融機関やATMでお金を引き出すには手数料がかかりますし、取扱いできる場所や時間帯も限られるので、手数料がなく利便性の高いクレジットカードを利用する人が増えた事も背景にあります。

今回は、歯科医院のクレジットカード決済の端末導入のポイントを紹介します。

歯科医院のクレジットカード決済導入メリット・デメリット

まず、クレジットカード決済導入のメリットとデメリットを紹介します。

クレジットカード決済導入のメリット

メリットとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 患者さんにとって、支払いがしやすくなる(支払の幅が増える)
  • 現金を保有するリスクの低減

一般的な感覚として、普段からたくさんの現金を持ち歩く人はそういないでしょう。特に自由診療は費用が高めになる事があるので、患者さんとしても事前に支払の準備をしておく必要があります。生活環境によっては現金を引き出す事が容易にできない場合もあるので、大きな支払をする時にはクレジットカードが使えると支払しやすくなる人も少なくありません。

一方、クレジットカードの利用が進めば現金の持ち合わせがなく払えないといったトラブルが減るので、医院側にもメリットがあるといえます。自由診療では材料費も相応に必要なので集金が遅れれば月の収支にも影響しますし、後からの回収は色々と気を揉むのでなるべくその場で回収できるように備えておきたいところですよね。

また、現金の取り扱いそのものが減るので、高額な現金を院内に置かないという防犯面でも効果があるでしょう。

クレジットカード決済導入のデメリット

デメリットは以下のような面です。

  • 手数料や導入コスト(端末・回線引込)がかかる
  • 利用控えを発行したり、サインを貰わなければならないなどといった運用負担
  • 即時に現金化できない(半月~1ヶ月は必要)

クレジットを利用するにはクレジット会社や決済代行会社と契約する事になりますが、契約先によって月額利用料金や決済1件ごとに数パーセントの手数料が課せられます。

また、カード決済には専用端末が必要になりますが、こちらの導入は無料であったり、レンタルだったり、購入が必要だったりと様々です。手数料やインフラの導入形態は様々なので、契約時によく確認しておきましょう。端末の種類によって設置スぺースや配線も変わりますし、運用手段も変わるので、こちらも併せて確認しておきましょう。

クレジットカード決済にはどのようなものがあるか

・カードの種類

以前は磁気カードが主流でしたが、磁気カードだとスキミング被害(改ざん・偽造)や不正利用などの問題があった為、情報が暗号化されるICカードの利用が推奨されるようになりました。今後は完全IC化を目指すとされています。

カード会社は様々で、代表的にはVISA、JCB、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナーズクラブ、銀聯(ぎんれん)などがあります。年会費やポイント、マイル、特定のサービス還元など様々な特徴があり、ユーザーも自分がメリットを感じるカードを好きに選んでいます。事業主側としてはマルチに対応できるようにしておくのが理想でしょう。

・決済端末の種類や費用

店舗などで見かけるスタンダードなものは「据え置き型」と呼ばれる端末です。1台あたり大体10万円前後、電子マネーまで含めると20万前後の導入費がかかります。

端末の形態は様々で、カードを差し込みピンパッドと呼ばれる小型端末で暗証番号を入力してもらうタイプ、カードをスライドさせ出力したレシートにサインを貰う(または電子上でサインをもらう)タイプ、非接触ICカードリーダーを使ったタッチ決済などがあります。自分の医院にあった物を選びましょう。

クレジットカード決済導入の際のポイント

支払に汎用性を持たせるのであれば、できる限り多くの種類のカードが取り扱える決済代行業者と契約するのが良いでしょう。最近では外国人旅行者や労働者も増えているので、国際ブランドのクレジットカードも対応できるところだと利用範囲は更に広がります。

また、各カード会社と直接取引するよりは決済代行業者と契約した方が処理や問合せが一本化できるので便利です。煩雑な業務が一社に集約でき、かつ手数料や導入コストが少なく、運用の負担がなるべく少ないところを選ぶと良いでしょう。

日本におけるキャッシュレス決済の将来性

日本は諸外国に比べキャッシュレス利用率が低く、日本政府は世界的なキャッシュレス化の波に取り残されないように政策によるテコ入れを開始しました。その一つが2019年10月の消費増税に合わせたキャッシュレス支払の支援対策です。

日本は治安の良さや現金の信頼性の高さ、キャッシュレス決済に不安を感じるマインド(悪用されないか、金銭感覚がマヒしないか等)、手数料の高さなどがハードルとなって中々キャッシュレス利用が進んで来なかったのですが、QRコード決済のキャンペーンなど話題性もあり、電子マネーの利用も進んでいっています。

多様化する支払方法に合わせて、歯科医院もキャッシュレス化を進めていく必要がでてくるでしょう。もちろん、周辺環境や患者層によっても変わりますので、ご自身の医院の状況に合わせて何を導入するのかを選択していきましょう。

クレジットカード決済・電子マネー端末導入については、当社でお取引のある企業様のご紹介が可能です。これから開業をお考えの先生や、歯科医院への導入を検討されている先生はお問合せください。

【参考】歯科医院のクレジット決済サービス

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