歯科の開業にはリスクが付き物!絶対避けるべきリスクを把握しましょう。


歯科開業の避けるるべきリスク

歯科医院に限らず、開業するにはリスクが付き物です。しかし開業前に「リスク」について把握しておくことで、廃院という最悪の道を免れることはできるかもしれません。歯科医開業の際には付き物のリスクの中から、特に避けるべき“3つのリスク”について、お話しします。

○リスクその1「開業資金が少ない」

歯科医としてせっかく開業したのに、廃業に追い込まれる・・・。
それは「運転資金が不足する」ことが大きな理由です。

借入金が返せない理由は、「思ったより患者さんが来院しない」「資金が足りなくなった」など、さまざまだと思います。しかし、このリスクを避けるためにもっとも大切なのは「綿密な事業計画を立てること」です。

開業してからは診療報酬が入金されるまでの時期は開業した歯科医師は収入がありません。最低でも開業時には月の固定費・人件費の5~6か月分の運転資金は準備をしておきましょう。

○リスクその2「経営者としての自覚が足りない」

歯科医といえども、開業することであなたは「経営者」の立場にもなります。
勤務医自体は「歯科医としての腕を磨くこと」に専念して給与をもらっていたかもしれませんが、開業後はそうはいきません。借入金の毎月の返済、スタッフへの支払いなど、お金に関することや医院内のマネイジメントもすべて自分が管理しなくてはいけないのです。

開業資金を用意して足りない分は借入し、歯科医院をスタートすればOKというわけにはいきません。経営について勉強することも必要でしょう。

○リスクその3「患者さんあっての歯科医院であるという自覚が足りない」

昔の歯科医院の開業は件数も少なく開業すればほぼ成功し患者さんから「先生」とあがめられるような存在だったかもしれません。しかし今は歯科医院の数も増え、情報社会になっており「患者が歯科医院を選択する時代ということを、自覚することが必要です。

特に、コンビニエンスストアの数よりも多いといわれる歯科医院を経営されるわけですから、お客様(患者)から選ばれるようなサービスを行うことも必要になります。

・常に患者さんのことを考えた応対をする
・治療について、しっかりと説明する
・スタッフ全員が笑顔で応対する
このようなことは、今では「歯科医院の基本」と考えてもよいほどです。

歯科新規開業を取り巻く環境と将来の予測でも触れていますが、30年後の日本の人口予測からも、歯科診療のサービス業的側面の増加が予測できます。患者さんの確保のために、それぞれの歯科医院が様々なサービスに工夫をしなくてはならなくなっていき、診療以外の部分へ注力していくことが重要になっていくことを理解してください。

歯科開業最大のリスク「お金についての甘い考え」

歯科医開業の3つのリスクは、「開業資金が少ない」「経営者としての自覚が足りない」「患者さんあっての歯科医院であるという自覚が足りない」ことであるとお話ししました。このことは「お金についての甘い考え」につながっていきます。つまりは、安定した歯科医院経営のために開業で避けるべきは「お金についての甘い考え」なのです。

経営者としての自覚をもち、「医院の経営状態を把握し、資金の流れ(キャッシュフロー)を常々把握する」ことを、まず大前提とします。それに加え、開業前から「経営者目線」で物事を考えるくせをつけ、「投資するものとコストを削るものの分別を付けておく」ことも大事です。

さらに開業後は、「患者さんのことを一番に考える」という意識を、自分だけではなくスタッフ全員に浸透させることが重要です。逆にいえば、この3つが徹底していれば、廃院に追い込まれるというリスクは避けることができます。

①綿密な開業計画を立て余裕を持った資金計画を組む
②開業前の想定どおり患者さんが集まる
③サービスを徹底することでリピーターが増える、口コミで患者が増える

この流れにのることができれば「歯科医院を開業して成功した」といえるのではないでしょうか。また、この内容を当初は当たり前だと考えていても、歯科医院を開業し日々の診療に追われていくとつい忘れてしまったり、見落としてしまいがちになります。

これから開業を考えている歯科医のみなさんは、ぜひ参考にしてください。

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