開業後に暇になる歯科医院の負のスパイラルと暇にならない為に開業前にしておく3つのポイント


歯科医院が暇になる負のスパイラルと開業前から出来ること

物件を決め、準備を進め、いざ開業!と意気込んだのはいいものの、開業初月から集患につまずき暇になってしまった…そんな話を時々伺います。

「最初は暇でも、徐々に患者さんを増やしていきゆっくりと医院経営を安定化出来れば良い」という先生もいらっしゃいますが、おそらく多くの先生は「この先集患出来るのか不安」「このまま患者さんが来なかったらどうしよう」と不安に思う事でしょう。

それもそのはず、開業したからには経費は毎月きっちりかかりますし、収入がなければ医院が立ち行かなくなります。患者さんが集まらなければ廃院になるなんてことも…。

しっかりとした準備、集患戦略を実行していなければ、患者さんが集まる保証なんてどこにもありません。その為にできることを、いくつかご紹介します。

○歯科医院が暇で陥る負のスパイラル

まずは自分が開業した歯科医院が暇になるとどうなるかを、想像してみましょう。

患者さんがこなければ歯科医師もスタッフも仕事をする機会が得られません。そのような状況が続くと、当然、医院で働くスタッフ全員のモチベーションが下がってしまいます。仕事がないので手元の作業や掃除もそぞろに、おしゃべりばかりに明け暮れたり、スタッフルームに入り浸って自由にくつろいだり…このような医院の有様では、患者さんがますます近寄らなくなるでしょう。

また、暇な状況に慣れきってしまうと、せっかく医院が忙しくなって(安定して集患出来るようになって)きても、要領が悪くてうまく仕事が回らなかったり、仕事内容や給与面についてスタッフから不満が出ることも考えられるでしょう。

何より、医院経営の安定化が図れないと開業時に借りた事業資金の返済や、毎月の家賃・光熱費・人件費・材料費・機材のリース代などといった経費の支払が滞り、最悪の場合、キャッシュフローが立ち行かず、倒産(廃院)の危機を迎える事になります。

職場の環境は悪化、経営数値はどん底。いい事はまるでありません。

どうしても暇になってしまった時は、医院の経営や集患戦略を立てることに時間を割き、一刻も早くまずい状況から脱却することが大事ですが、劣勢から状況を逆転させるにはかなり骨が折れます。

そう考えると、やはり開業前からしっかりと計画を立ててスタートダッシュを切ることが医院の早期安定化には一番だと言えるでしょう。

○開業後に暇にならない為に、開業前から出来ること
①立地・物件選定を見誤らない

そもそも集患に強い立地や物件というのは、どのように探したらいいのでしょうか?

・自分の目指す診療スタイルに合う診療圏を設定する。
・選んだ診療圏で開業して十分な集患が可能か、マーケットを分析する。
・患者さんの日常行動線を読み取り、患者さんが集まってくれる立地を選ぶ。
・患者さんに認知して貰いやすい、歯科開業OKな空き物件を探す。

簡単に挙げても、せめてこれだけの事はこなしていかなければなりません。統計データなどの資料分析だけでなく、実地に赴き周辺の生活動線や商業特性なども把握し、その上で集患できる立地と物件を選定する必要があります。

【参考】歯科開業トピックス:開業地の物件と立地

②集患戦略を立てて、開業前から地域の方に認知してもらう

歯科医院をオープンしたところで、地域の人々が来院してくれるとは限りません。まずはここに歯科医院がある事を周辺の人たちに認識してもらい、足を運んでもらう機会を作り出す必要があります。

・交通手段ごとの商圏区分に適した間口と外観、誘導サインを備える。
・他との差別化を図り、内外とも認知度の高い医院作りをする。
・ホームページやチラシなどの媒体を活用し、医院を認知して貰う。(医療広告規制に注意)

やるべき事をいくつか記しましたが、これらの施策で効果を出すには押さえるべき事柄いくつかあります。下記の参考リンク先を参照し、諸注意を把握しましょう。

【参考】
歯科開業トピックス:歯科医院の広告・集患
医療広告規制についての解説

③患者さん目線で歯科医院をつくりあげる

どんなにお金を掛けゴージャスな医院を作ったとしても、患者さんにとって居心地のいい医院であるかどうかは別問題です。ただでさえ「歯科の治療」=「痛い」と連想してしまい、なかなか来院されない患者さんもいらっしゃいます。

そのような心理的負担をやわらげるには診療内容だけでなく、医院への接触のしやすさ(ホームページで検索しやすさ)、立地、診療時間、内装、設備、接遇、などといった多方面にわたって、患者さんはどう感じるかという事を考えなければなりません。

例えば、歯科医院の駐車場ひとつをとっても、患者さんが車を入れやすくするにはチェックすべき事がいくつもあります。

下の参考リンクで、様々な面において患者さん目線で考える事の大切さを説いていますので、自分の医院に合うものを、ぜひ取り入れてみて下さい。

【参考】
歯科開業トピックス:患者さんの目線に立った医院作り

他にもできる事は色々ありますが、今回は代表例として3つのポイントをお伝えしました。

このように開業前から綿密に計画を立て戦略を立てていくことで、開業後に暇になることはそうそうなくなり、医院の立ち上がりがスムーズになるでしょう。

インサイトの「開業サポート」では歯科開業に関わる物件・資金・集患・広告のすべてにおいて独自の戦略方式を持ち、医院の立ち上がり期の新患数は、平成26年時において通常の1.7倍の実績数を残しています。

開業後3か月間の新患数推移(一般開業とインサイト開業の比較)

▲推移の算出方法
2012年1月~2016年5月の実績数値平均と、厚生労働省 平成26年(2014)医療施設(静態・動態)調査・病院報告、厚生労働省 患者調査 平成26年患者調査より算出

※通常開業は、厚生労働省の平成26年患者数調査の初診数及び医療施設調査の診療所数から月20日営業の場合の数値を求め、比較対象としています。

「開業前から何ができるのか?医院の早期安定化の為にどうすればいいのか?」を知るには、まずはセミナーに参加されるのが効率の良い方法でしょう。

当社でもそのようなセミナーの用意があり、歯科業界の今後の在り方・物件選定・集患戦略・資金調達などを主軸に、開業で気を付けるべきポイントを一日でお伝えしています。

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