【開業前に考えよう!】ビジョン設計の考え方と設定シートの作り方


ビジョン設計の考え方と設定シートの作り方

歯科開業関連情報を配信している本コンテンツでも、開業前にビジョン設計を行うことが大切だと話をしてきました。今回はそのビジョン設計の考え方と方法を解説していきましょう!過去に紹介したものも参考に乗せておくので併せてご覧ください。

【参考】
勤務医か開業医か?いつが開業にベストなタイミングなのか
徹底比較!勤務医か開業か?ライフプランを考えてみよう

上記の徹底比較!勤務医か開業か?ライフプランを考えてみようでも触れている、ビジョン設計に役立つ「ビジョンシート」を基にビジョンの考え方について解説していきます。

○ビジョン設計とは?

ビジョンが大切とはよく聞くかもしれませんが、具体的にはどのような事でしょうか?

ここで言うビジョンとは、自分の人生の在り方の理想を具体的に定めたものです。いわゆる将来の夢に似たようなものですが、成人し働いて国に税金を納め、自分や家族を養っていかねばならない大人としては、それを夢物語で終わらせる事なく、現実を見据え達成していくべき目標としてビジョンを定めなければなりません。

現在、勤務医として働き安定した収入を得て不自由のない暮らしを送っている方は、そもそも開業すべきかどうか、という事自体にも大きな迷いがあるでしょうし、開業を考えないのであれば何の為にビジョンを設定しなくてはならないのか?と疑問に思うことでしょう。

確かに、今が安定しているのであれば目先の事を考える分にはそのままでもいいでしょう。しかしそのままでいて10~20年先、果ては30~40年後自分が歯科医師として現役をリタイアする頃、そしてその先にある老後も、今のような満足のいく暮らしができるでしょうか?

一般の歯科医院では、終身雇用という慣行がありません。大学や総合病院でもない限り少人数構成の歯科医院に勤める事になりますが、そのまま勤務医を続けていくのであれば、職場の環境変化の影響を受けやすく、場合によっては別の身の振り方を考えてなければいけない事もあります。

例えば開設者が定年を迎え引退するといった場合、自分がその医院を継ぐ、または誰かが継承し自分は定年まで働ける、その歯科医院の患者さん層は若年~壮年層が多く、この先数十年に渡り通って頂ける方が多い(経営の安定が見込める)・・・このような理想的条件でも揃っていない限り、その医院に勤務し安定した収入を得る事は、おそらく難しくなるでしょう。別の医院で働くにしても、その頃の自分の年齢によっては、転職先を見つけるのも大変になるかもしれません。

では、どうしたらいいのか?それを探る為にも、ビジョンを設定してみる必要があるのです。

ビジョンを設定すると、勤務医のままでいいと感じる場合もありますし、反対に開業を選択した方が良さそうだと思う事もあるでしょう。どちらにせよ、現在考えている今後の人生設計がきちんと形になるのか、その暮らしで自分が満足する人生が送れるのか、ビジョン設計を通してあらゆる角度から見つめ直す必要があります。

インサイトのビジョン設定シートを使おう!

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当社では、ご希望の先生に、ビジョン設計に役立つ「ビジョン設定シート」をお渡ししています。こちらのシートをご利用頂くことで、ぼんやりとしたイメージが明確になっていきます。

※ビジョン設定シートは、インサイトの「歯科開業テンプレートページ」からダウンロードできます。無料会員に登録頂くと、様々な特典やテンプレートの一括DLもご利用いただけます。

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それでは早速ビジョン設定シートの書き方を解説していきます。

まずはキャリア・ライフ・マネーの3つの視点から、自分の将来がどうあるべきか紙に書き出しましょう。生きていくには生活、家族(ライフ)の事を考えなければなりませんし、生活には支出(マネー)が付いて回ります。支出の為には収入・貯蓄が必要ですし、お金を得るには仕事が不可欠ですが、お金の事だけでなく、人生を充実させる為にも自分の仕事の在り方(キャリア)をそこに織り込んでいかねばなりません。

ストレートで大学に合格し24歳で卒業、研修医を経て都内・他関東の歯科医院の数医院で勤務し、気づけば10年近くが経過。現在は法人で院長に抜擢され、仕事は忙しいけれど収入と貯蓄は民間の企業勤めの同年代よりはそこそこ良い。もういい年だし、結婚して子どもを得て、40歳になるまでには生活を落ち着かせたい・・・例として、そんな事を考えていたとします。

先々の人生年数にリミットもあるので結婚・子育ては早めに、1年後に結婚、3年以内に子供を2人得て、車や家も購入。そこから20年の間に子供は大学まで進み成人し、その後子供は家から独立して更に10~20年後、自分も60~70代に入り仕事をやめ、夫婦2人の老後生活を送る・・・

こんな風にライフプランを書き出すと、自然と必要な支出が分かりますし、それに伴い貯蓄と収入をどうしていかなければが埋まって行きます

結婚式の費用に〇百万、自宅の購入に〇千万、車の購入に、〇百万円、教育の積立金が〇千万、子供の学費が成人するまでにトータル〇千万かかり、老後の蓄えには〇千万を用意・・・他にもあれば、何でも追加していきましょう。

さて、全てを書き出した後、この理想の人生を生きるのに都度必要となる収入・貯蓄は足りているでしょうか?

もし足りないのであれば、収入と支出の双方を見直す必要があります。支出を減らすのは、やりたい事を諦めればいいだけですから簡単ですね。でも、それが諦められない・自分の中で実現すべきと感じる事なら、収入を見直す必要があります。

歯科医師という職業についている限り、勤務医のままであれば、収入が現状より大幅に上がることは考え難いでしょう。勤め先の経営が悪化したり、何らかの理由で別の勤め先を探すとなれば、場合によっては減収もあり得ます。

一方、開業医として成功すれば収入アップも見込めます。しかし、開業には多額の開業資金が必要になるので、貯蓄・支出についてもよく見直しましょう。融資を得やすい年齢にも限界があるので、資金額に応じた返済プランなども見越して、開業時期も慎重に検討して下さい。

また、漫然と開業するのであれば開業は成功せず、収入は上がりません。どういった土地でどのような診療をするのかという事だけでなく、具体的な売上や利益率の具体的な目標も定め、自分の経営する医院が将来どうなるのか、歯科医師としての自分がどのようなキャリアを形成していくのかという目標を遂げる為の理念も考えていきましょう。

理想があれば、人はより努力できますし、理想を実現する為に具体的に何をしていけばいいのかという事も見えてきます。ご自身のビジョンはいかがでしたか?

先にご紹介したテンプレートなども、是非ビジョン設計にご利用ください。

ビジョン設計をした上で、開業した方が自分の人生にメリットがあるとお考えの先生は、開業をどのように進めればいいか?ビジョンの通りに経営するためにはどうすればいいか?と、既に次のステップへ考えが進み始めたのではないでしょうか?

そんな時は、まず情報収集から。
当社では歯科開業の流れを総括して説明するセミナーをご用意しております。

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