歯科開業ケーススタディ

歯科医院開業でどのような事が大変だったか聞いてみました!【開業した先輩歯科医師の声】

歯科開業で大変だった事
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「歯科医院の開業は大変だ」と耳にした事があるのではないでしょうか?もちろん1つの事業を立ち上げて継続的に成り立たせるわけですから、簡単なハズがありません。

歯科以外の診療所・整体・カフェなどの開業も多い中、なぜ歯科医師の開業がとりわけ大変と言われているのかというと、機材や内装の特殊さなどから多額の開業資金が必要になる・競合が多く成功へのリスクが高い・専門スキルが要求されるのでスタッフの確保が難しい・勤務医として働きながら開業や経営の知識を身につけるのが困難…など、様々な問題を抱えているのも一因です。

しかし、いくら大変だからと言っても、勤務医を続ける限りは生涯雇用の保証もなく、高年になってからの転職も難しいので、生涯の職として歯科医師を選びたいのであれば開業せざるを得ない状況は続くでしょう。

そこで今回は、実際に開業された先輩歯科医師で、インサイトの開業支援サービスをご利用頂いた先生にどんなことが大変だったのかなど、よく伺う例を交えて紹介していきましょう。

歯科開業でどんなことが大変だったのか?

それでは「歯科開業が大変だ」という声の、どんな点が大変だったのかを伺った内容や体験談を紹介します。

物件探しが大変だった

「とにかく良い物件を!」と思っていたけど、自分だけでは良い物件が見つからなくて大変だった

歯科で集患できるかどうかは、物件の力が大きく影響すると思っていて、物件選定に力を入れていました。当時は自分で物件をいろいろ探していて、実際にいくつか見に行ったり、付近の調査をしてみたりもしました。でも、どの物件も正直集患が出来る!と確信を持てるものではなく、何が良い物件なのかも正直分からない状態になってしまい、日々焦りばかりが出ていました。

最初のうちは自分で物件を探そう!と意気込んではいましたが、結局自分は、知り合いに紹介してもらったインサイトに話をしてみました。インサイトの歯科開業セミナーに参加して、物件の選定基準などの講義を聞いて、迷っていた部分が明確になりました。

そのまま、開業のサポートもお願いし、自分が考えていた物件にぴったりの所を紹介してもらえたのがとても助かりました。自分だけの力では時間と知識がかかってしまい大変なことも多いですが、上手くサービスを利用出来たので、楽しく進められました。

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資金調達が大変だった

資金調達で失敗した先輩の話から、大変だと思っていた。

同じ勤務先の先輩が先に開業を進めていたので、色々と話を聞いていました。その先輩は、自分で開業準備を進めていたのですが、開業物件を決めたにも関わらず、資金調達に失敗してしまいました。思っていたところの金融機関から、融資が下りなくて、結局開業自体を取りやめという結果になってしまいました。

自分自身も自己資金の部分でかなりの不安があったので、融資が下りないのでは?と不安でした。なるべく開業場所を決める前に、色々と学んでおくべきだと思いインサイトに話を聞き、信頼できると思い開業サポートをお願いしました。

物件も無事に決まり、資金調達の準備へと進みました。ここで失敗しては開業が出来ないと緊張していました。事前にしっかりと事業計画の作成サポートをしてくれたり、融資面談のポイントや練習もやってもらえて、あれだけ大変だと思っていたのに、トントン拍子に決まっていったのが正直驚きました。

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スタッフ採用が大変だった

予定していたスタッフの応募が来なくて大変な思いをした。

スタッフ採用が大変でした。自分の中では、最初はアルバイト2人と衛生士1人を、と考えていたのですが、衛生士の応募がなかったので、苦労しました。

衛生士の募集は難しいと話は事前に聞いていましたが、ここまで来ないとは思っていませんでした。どうしても衛生士は1人いてほしかったので、衛生士の応募が来やすいように、その地域の水準給与を教えてもらい、水準よりやや高めに設定をしましたが、それでも集まらなく、知り合いに頼んで衛生士を紹介してもらい、非常勤で来てもらうことになりました。出来れば常勤で来てほしいところではありましたが、助手を増やし対応することにしました。

スタッフの採用の難しさ、大変さを味わいました。これからもスタッフ採用やマネジメントは自分の中での大きな課題だと思います。

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時間やスケジュール調整が大変

時間とやることに追われて、どうしても大変。

勤務医として、働きながら開業の準備を進めていました。開業前にどうしても、治療の勉強がしたかったので、出来る限り働いていたいと考えていて、勤務時間が終わってから、開業へ向けての打合せや準備を行っていたので、とにかく時間がありませんでした。

開業サポートをしてもらっていて、随時必要な内容やポイントなども教えてもらっていたので、特段大きなトラブルもなく進めることが出来ましたが、開業には普段の診療とは全く異なる知識が必要になるので、やはり大変でした。

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いかがでしたでしょうか?

今回は開業の時に大変だったことにフォーカスをあて、よく伺う内容を紹介しました。

話の中にもありますが、開業の資金準備の難しさは事業計画の立案と資金調達の対策を入念にすることでカバーできますし、患者さんの来院を促す集患戦略は物件・立地選定や広告をうまく利用することである程度のアドバンテージを得ることもできます。

スタッフ採用については、時代の流れと環境に合わせた配慮をすることでなんとかやり繰りする道も見えてくるでしょう。

歯科医院は、開業するだけで経営が上手くいくというわけではありません。

いずれは開業したいと考えるのであれば、まずは歯科特有の開業・経営の知識を身につけ、開業の立ち上げを成功させながら、経営者としての手腕を日々磨いていきましょう。

開業はゴールではなくスタートです。

そのスタートダッシュを安定軌道に乗せるべく、インサイトでは開業のお手伝いをさせて頂いております。ご状況にあわせたサポート内容を用意してございますので、まずはお気軽にご相談ください。

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