歯科医院の音楽はどのようなものが良いのか?空間づくりを考えたBGM


歯科医院の音楽はどのようなものが良いのか?空間づくりを考えたBGM

歯科医院で「キーン」というタービンの音を聞くと、痛いというイメージが連想され、治療前の段階から緊張してしまう、という患者さんの声をよく耳にしますよね。最近ではそういったネガティブなイメージを少しでも緩和できるようにと、待合室や診療室で音楽を流している歯科医院が増えてきています。

そこで、今回は音楽が持つ効果や歯科医院に最適な音楽について考えていきましょう。

○音楽(BGM)の効果とは?

懐かしい音楽を聴いて青春時代をふと思い出す、というような経験をされた事がある人も多いのではないでしょうか?また、スポーツ選手が試合前に音楽を聴いて気分を高める、という話もよく耳にしますよね。

音楽を聴いて楽しい気分になったり、悲しい時に癒しを与えられたり、落ち込んだ時に勇気をもらったりと、様々な状況に応じて音楽は私たちにパワーを与えてくれています。逆に楽しい時に暗い音楽を聴くと悲しい気分になったり、悲しい時に明るい音楽を聴くと不快になったりという事もあります。

実はこれは科学的に説明されており、聴覚は感情を司る脳の大脳辺縁系に直結しているため、音楽は人間の感情にダイレクトに訴えかける事ができるからです。それでは、歯科医院で音楽を流す際に、音楽が人間の心理に与える効果について、具体的に見ていきましょう。

■マスキング効果

音楽によって、他の音をかき消したり、覆う効果です。適度な音量でタービンの音を覆ってしまう事によって、「痛い」「怖い」といったタービン音を緩和する事が期待できます。

■イメージ誘導効果

クリニックの雰囲気を明るくしたり、高級感を出したり、癒しの雰囲気を作ったりと、クリニックのイメージを演出し誘導する効果です。自費メインのクリニックの場合は高級感のある音楽を、小さいお子さんなどを中心にファミリー層メインで診るクリニックでは楽しい音楽を、というように診たいターゲットに応じてクリニックのイメージ作りに役立てる事ができます。

■行動誘導効果

テンポの良い音楽を聴くと歩くスピードが上がるなど、人間の行動に影響を与える効果です。野戦病院のように毎日多くの患者さんを素早く診療していくクリニックでは、先生やスタッフが機敏に動くためにテンポの良い音楽を流すのも一つかも知れませんね。

○目的別で考える歯科医院で使う音楽(BGM)

ここまで、音楽やBGMがもたらす効果を紹介しましたが、具体的に歯科医院ではどのような音楽がいいのでしょうか?

■待合室

待合室でゆったりとくつろいでもらいたい時は、ゆったりとしたテンポのヒーリング系音楽などが良いかと思われます。ただし、ゆったりとした音楽は体感時間もゆったりと長くなってしまうため、待ち時間が長い歯科医院には不向きです。待ち時間を少しでも短く感じさせたい場合はジャズなどのテンポの良い曲を流すと良いでしょう。

■診療室

診察室ではBGMを流していない歯科医院が多いですが、診察室こそBGMが生きる最大の場所と言えるかも知れません。患者さんの緊張は診察室にいる時が最も高いので、診察室ではリラックス効果の高いゆったりした音楽やヒーリング音楽を流す事で患者さんの緊張を和らげてあげると良いでしょう。

○歯科医院で使える音楽(BGM)を流す方法とは?

院内でBGMを流す際、音楽プレイヤーとスピーカーを接続して自分で流す場合と、有料のサービスを利用する場合などがありますのでそれぞれ見ていきましょう。

■自分がもっている音楽(BGM)を流す場合

例えば、コストを抑えるために自己所有のiPodの音楽を院内で流している歯科医院もあるかと思いますが、これは厳密に言うと違法行為となります。iPodの音楽を自分が楽しむために聴くのはもちろんOKですが、不特定多数の人が出入りする公共性の高い場所でiPodの音楽やCDを流すのは著作権上NGとなります。

合法的に自己所有の音楽を流したい場合はJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)で手続きをし、施設の規模に応じて一定の使用料を支払う必要があります。昨今、JASRACは違法BGMの取締を強化していますので、手続きせず、知らずに音楽を流していた場合はご注意ください。

■音楽(BGM)の有料サービスを利用する場合

自分で音楽を流すのは著作権団体への手続きや曲の選択を定期的に行うなど色々と面倒そうだという方には、有料のサービスがあります。工事を行い、専用機器を設置するものから、スマートフォンやタブレットなどのアプリを利用したサービスなど、様々なものがあるので、自医院にとって使い勝手やメリットのあるサービスを選定すると良いでしょう。

インサイトでも、音楽(BGM)の有料サービスを取り扱う企業様の紹介も可能ですので、本ページ下部にある問合せボタンよりお問合せ下さい。

■テレビやラジオを流す場合

テレビ放送やラジオ放送を流すのも一つの手段です。ただし、DVDで映画を流したりする場合は、一般販売されているDVDを流してしまうと、著作権や上映権に引っかかってしまうことがありますので、業務用DVDを利用するなどの注意が必要です。また、テレビやラジオは安価ですみますが、医院の演出で、非日常感を演出したい場合は不向きとなります。

○音楽(BGM)を使って、歯科医院の空間演出を!

いかがでしたでしょうか?歯科医院でBGMを検討する上で、自分の好みや費用面など検討する事が様々あって悩んでしまうかも知れませんが、自分がどういうクリニックを作りたいかという点を前提とした上でご判断されると良いかと思います。

歯科医院向けに音楽(BGM)の有料サービスを展開している企業もございます。興味がある方は、インサイトのお取引企業の紹介も可能ですので、以下問合せボタンよりお問合せください。

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