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目的別!歯科の内装でオススメの壁紙や床材の選び方と空間の演出方法

歯科の内装でオススメの壁紙や床材の選び方と空間の演出方法
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歯科医院の内装のレイアウト(配置)が決まったら、次に壁紙や床材を決めていきます。壁紙や床材をどうするかによって医院のイメージがガラリと変わるので、どうしようか頭を悩ませる先生も多いのではないでしょうか?

今回は「○○なイメージにしたい」など、どんなイメージにしたいのか、目的別にオススメさせて頂いている内装の壁紙や床材の種類、その他内装デザインの手法などの一部を紹介していきます。これから内装を考えていく先生は、是非ご参考ください。

歯科の内装でよくある内装のご希望とご相談

それでは、さっそく医院のイメージにあわせた壁紙や床材の選び方など方法の例を紹介します。実際の事例写真などは「歯科医院の開業事例ページ」などでも紹介していますので、あわせてご覧ください。

清潔感がある医院にしたい

こちらは、歯科医院でとても多くあるご要望です。清潔感のある医院にしたい場合は、白系統の壁紙や床材などを使うことで清潔感を演出することが出来ます。しかし、白い色や淡い色は汚れや傷が目立ちやすくなります。汚れ傷を目立たせないで、清潔感を出したいという声もしばしば伺います。

壁紙だと白を基調にした場合、拭ける壁紙・汚れ防止・スーパー耐久性等の機能面が優れた壁紙を選ぶとよいでしょう。床材なら、アラベスカート・ビアンコ等の模様の入った大理石のような石目調を利用すると、ヒールマーク(床の靴のすり跡)が付いた場合でも目立ちにくくなります。

狭いスペースを広く見せたい

膨張色(白や淡い色)のクロスを選択することで、空間を広く見せることができます。他には、ガラスを上手く利用し光を透過させたり、鏡などを利用することで、医院の広さを倍に見せることも可能です。

ただし、ガラスや鏡の場合、壁紙より費用がかかってしまうので、コストバランスを考慮しながら検討してください。

天井が低いので高く見せたい

天井を高く見せたい場合、壁紙であればストライプ柄などの縦にラインが入っているようなデザインを使うと、縦方向に視線を誘導できるので、高く見せることが出来ます。

また、低い天井の場合、天井内の配管配線が全ての面積を通っている訳ではない為、配管が通っていない個所を一段高くへこませた、織り上げ天井にすることで物理的に高くすることも可能です。

その他には、壁と天井の境となる、入隅(いりずみ=角の部分)に間接照明を仕込み、照明の光で空間の境目を見えずらくして高く見せるという方法もあります。

光が入りにくい物件なので、自然光を取り入れたい

ガラスなど、自然光を通す素材を壁やドアなどに取り入れる方法があります。他には、照明を使い院内が暗くならないようにすることでも、自然光が入っているような演出をすることが出来ます。

また、明るさを演出する際のクロスの選び方ですが、天井面は直接光源(光)があたらないため、壁より暗くなります。天井のクロスを、壁紙よりも明度が高い(明るい)クロスにすることで、院内を明るく演出することが出来ます。

スタイリッシュだけど、あたたかみのある医院にしたい

スタイリッシュとあたたかみをだしたいというものや、高級感をだしたいけど敷居を高く感じない内装にしたいというような正反対の性質を持つような内装にしたい場合は、ベースとなるコンセプトを決め、ワンポイントで演出をしていくと、正反対のものでも統一感を出すことができます。

例えば、先ほどのスタイリッシュだけどあたたかみをだしたいというケースの場合、ベースとなるコンセプトをスタイリッシュなものと決め、内装の全体をスタイリッシュに仕上げます。そして、可愛らしいペンダント照明取り入れてみるなど、ワンポイントのアクセントを入れることで、スタイリッシュの中にあたたかみを演出できます。

いかがでしたでしょうか?今回は、内装デザイン時によく伺う、先生方の声から医院の内装や壁紙の選び方のアドバイスの一部を紹介させていただきました。

インサイトでは開業サポートの際、このような内装のご質問やご相談にもアドバイスを行っています。ご紹介する内装業者も歯科の歯科医院の実績がある信頼できる企業の中から、内装のコンペを開催するので、安心して好きな内装業者を選定できます。

また、内装のタイミングで考えておくべき医院の環境や設備についても、導入アドバイスや各社との調整サポートを行うことも可能ですので、お困りごとなどございましたら、お気軽にご相談ください。

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