歯科医院設備・環境

歯科医院でガチャガチャを設置する時のポイント

歯科医院でガチャガチャを設置する時のポイント
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レバーを回してガラガラとおもちゃ等が出てくるもので、ガチャガチャ・ガチャポン・ガシャポンなど、様々な名称で呼ばれていますが、正式名称は「カプセルトイ」と呼ばれます。

近年ガチャガチャを導入されている歯科医院が増えてきていますので、今回は歯科医院のガチャガチャ導入に関するあれこれを紹介します。歯科医院のキッズスペースを作る時のポイントについては、別記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

歯科医院でガチャガチャを導入するメリット

現在の日本では1歳6ヶ月児と3歳児に、公費で歯科検診を実施しています。(自治体により、2歳6ヶ月児にも行っている場合があります。)また、妊婦歯科検診の時にお子さんの歯の健康を守る為の知識を教えている歯科医院もあり、お母さんは、お子さんを育てながら歯科予防の大切さを意識するようになります。

そのため、お子さんの歯への関心が非常に高くなっています。そして、同時に家族の歯の健康を守ろうという思いも高まるので、良い歯科医院だと感じると、ファミリーで通ってくれるケースが多くなります。

でも、小さなお子さんはじっと待つのが苦手です。そして、見慣れない器具や人の手が口の中に入るのを怖がったり嫌がったりしますよね。待合室で好き勝手に動き回ったり、診療室では泣いて暴れたりと、見守るお母さんも子供をなだめすかすのに大変苦労されている事でしょう。特に、低年齢のお子さんは、通院目的を理解するのは難しいです。

そんな時に役立つのが、このガチャガチャです。

院内にあるガチャガチャを見て、お子さんは面白そうな物があると興味を持ち、診療への恐怖心や緊張を和らげることができます。

お子さんは、ご褒美があるから大人しく待てますし、苦手な治療も頑張れたりしますよね。頑張った事を褒めてって、ガチャガチャのおもちゃももらえる・・・お子さんにとっては一つの成功体験が自信に繋がります。そして、ガチャガチャがやりたいからまたあの歯医者さんに行きたい、なんて思ってもらえるかもしれません。

ガチャガチャを通じ、先生、スタッフとお子さん、そして、ご家族とのコミュニケーションにも繋がります。コミュニケーションが良くなれば、信頼関係が増しより良い診療につながります。

そうなれば、お子さんだけでなくお母さんにも良い歯科医院であるという印象が残り、家族全員がそこに通うきっかけにも繋がります。良い歯科医院の印象は、口コミで近所の方、ママ友などを通じて広がり、集患に繋がります。

ガチャガチャ本体は電源も要りませんし、移動も簡単に出来るので、設営側にとっては設置が簡単という利点があります。

歯科医院にガチャガチャを設置した後のよくあるトラブル

お子さんやご家族の為を思ってガチャガチャを導入してみたものの、使用を自由に開放している器具です。そのため、使用頻度に応じて部品が劣化するので、当然トラブルは起こります。

実際に設置した後に伺うトラブルで1番多いのは、ガチャガチャの本体が壊れてしまう事です。中味をたくさん詰めすぎて動かなくなってしまったなら商品を少し抜けばいいだけですが、内部の仕組みが壊れてしまっては、素人にはもう手の出しようがありません。

保証期間内なら交換してくれる所もありますが、壊れてしまったら基本的には修理か買い直しになります。買い直しには数万程度の費用がかかるので、できたら避けたいところですよね。

インサイトでも、ガチャガチャ本体や景品を取り扱っている企業様のご紹介をしています。そちらでしたら保証期間は一年ですが、継続的にガチャガチャの中身等をご購入いただければ、無償で継続サポートをしています。(ご案内は文末にありますので、よろしければこのまま記事をお読み下さい。)

歯科医院のガチャガチャよくある設置例と選ぶ時のポイント

歯科医院のガチャガチャと言ってもガチャガチャの本体の大きや種類は様々です。どこに設置したいかを考え、医院に合うものを選ぶといいでしょう。

設置箇所については、医院に入って小さなお子さんの目に入りやすい所を選ぶと興味をひきやすく、狙った効果が得やすくなります。実際に、受付の横、キッズスペースの脇、医院の入り口のすぐ横などに設置している医院様をよくみかけます。また、高さも小さなお子さんの手が届く範囲に設置し、子どもの興味をひきやすくしておきましょう。

設置する場所が決まったら次は大きさです。場所を決めても大きさが合わないと、うまい具合に空きスペースに収まりませんし、あまり不自然な置き方をしてしまうと、お子さんがぶつかって怪我につながる事もあります。

それから、本体の種類を選びましょう。ガチャガチャを出す時に専用のコインで出来るものや普通の硬貨で出来るもの、またはその両方が使用出来るものもあります。使用するコインの種類を間違うと、コイン投入口が詰まってしまい故障の原因にもなるので、使う人が利用しやすい物を意識して決めると良いでしょう。

中身については、来院されるお子さんの年齢層に好まれる物を選びましょう。中にはガチャガチャを2台用意して男の子用、女の子用で分けている医院もあるようですね。

また、景品を入れるカプセルですが、カプセルを回収して景品の中身を詰め替えたり、カプセル付きの景品を買ったりと様々な種類があります。中身を詰め替える場合は、カプセルの回収ボックスも置いておくといいでしょう。院内にカプセルが散らばると景観が悪いばかりか、患者さんが歩いてつまずき怪我をする可能性もあります。

医院にガチャガチャ本体を導入するスペースがどうしてもない場合や、簡易的に済ませたいという場合には、簡易的なBOX(くじ引きの時に使うようなもの)を利用することもできます。

設置方法と効果をよく考えて、導入を検討されてください。

歯科医院にガチャガチャを設置する時のポイントについてお話しました。様々な種類や、設置上の注意点がありましたね。

医院へのガチャガチャ設置については、インサイトでもお取り扱い業者様の紹介が可能です。資料や詳細を知りたい方は、以下ボタンよりお問合せください。取り扱い企業様より改めてご連絡差し上げます。

ガチャガチャ設置の問合せ

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また、インサイトでは他にも、医院運営や経営に関連した設備やシステムなど、歯科医院にオススメの各種サービスを紹介しています。「歯科業者一括デモサービス」では、各社との調整サポートや選定時の注意点などのアドバイスを行うことも可能ですので、お困りごとなどございましたら、お気軽にご相談ください。

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