wordpress(ワードプレス)とは何か?歯科医院ホームページをwordpressで自主制作できるのか?


wordpress(ワードプレス)の概要と歯科活用

ホームページ制作会社でも自主制作でも、近年歯科医院のホームページやブログなどを、wordpress(ワードプレス)で制作しているという話を多く耳にするようになりました。

今回は、wordpressの基本について紹介していきます。

○wordpress(ワードプレス)とは?

そもそもWEBに精通している方以外のほとんどの方は初めて耳にしているワードかと思います。wordpressとは簡単に言うと、専門のコード(※1)を使わずにブログやWEBサイトの運営が出来るコンテンツ管理システムだと考えてください。

wordpressが多く使われる理由としては、無料で使えること・専門知識がなくても比較的簡易にサイトを作成出来る・ブログのようなコンテンツの追加が簡単に出来る・情報が豊富・テーマ(※2)やプラグイン(※3)が豊富などの理由から人気があります。カスタマイズ方法次第では、単なるブログだけでなく、医院のホームページとしても制作が可能になります。

近年みられる歯科医院のホームページでは、WEBサイトの全てをwordpressで制作しているものから、ブログやお知らせなどコンテンツが増減する動的なページはwordpressを利用しているものまで様々なものがあります。

※1.専門のコード:WEBサイトを表示するには、HTMLやCSS、PHPと言われるような専用のコードがあります。

※2.テーマ:WEBページのデザインと表示する内容を簡単に変更できるテンプレートのようなものをwordpressではテーマと呼びます。テーマには、無料のものから有料のものまで多くの種類があります。歯科医院のホームページデザインに特化したテーマも近年出てきています。

※3.プラグイン:wordpress機能の拡張ツールです。こちらも無料・有料と様々なものがあります。

WEBに詳しい方であれば既にご存知かもしれませんが、wordpressだけでは、WEBサイトを公開できません。WEBサイトを運用するためには、レンタルサーバーやドメインの準備が必要です。もちろん中には無料で出来るものもありますが、歯科医院の公式サイトとして利用する事を考えると、適しているとは言い難いでしょう。

理由は以下のデメリットにあります。

・無料レンタルサーバーのデメリット
広告が表示される/独自ドメインが使えないことがある/メールアカウントがない/サービス終了することがある/データベースが使えないことがある/出来ることに制限がある

・無料ドメインのデメリット
1つのドメインを複数人で利用することになる/サービスが終了すると消えてしまう/好きなドメインに出来ないことがある

○wordpress(ワードプレス)の歯科活用

ここまで簡単に、wordpressについて紹介しました。つぎにwordpressでの歯科医院WEBサイト制作について紹介していきましょう。過去に紹介している、歯科医院のホームページで掲載すべき内容とチェックポイントにあることは最低限WEBサイトに乗せておかなければなりません。

歯科のホームページって何が必要?掲載内容とチェックポイント

また、それだけではなく、作ったホームページが患者さんの目に止まらなくては意味がありません。そのためには、SEO施策を打ったり、WEB広告の運用が必要になります。

・SEO
Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。簡単に言うとブラウザで検索した時の検索結果で上位に出てくるようにする取り組みのことです。

お伝えしてきた基本の通り、WEBサイト運営には、WEB制作知識・SEO知識・WEB広告知識などの専門的な知識が多く必要になります。

wordpressを利用して、歯科医院のホームページを自主制作出来るのかどうかは、上記であげた専門知識の全てに精通している方であれば、自主制作は可能です。ただし、ここで忘れてはいけないのは、これらの知識はその時々により、良しとされるものが変動するという事です。その為、常に最新かつ正確な情報を身に着け続ける必要があります。

以下の内容に全て該当する方であれば、医院のホームページを自主制作されてもいいのかもしれません。

・サーバー、ドメインの取得から開発環境の整備まで自分でできる
・WEB制作の技術とスキルがある
・患者さん目線で見やすく分かりやすいホームページのデザインをつくれる
・SEO対策を含めたWEB制作と運用が自分で出来る
・制作時だけでなく、SEOの最新の正しい知識を常に身に着けていける
・WEBの解析も自分で出来る
・WEB解析結果の改善施策を自分で考えて実施できる
・WEB広告の運用も自分で実施を継続できる
・WEB対応に割く時間と、診療する時間を比べても、自身で制作した方が良い

少し厳しい内容に感じられたかもしれませんが、上記の条件は歯科医院のホームページを自主制作する上での最低限の条件になります。

しかしながら自主制作のメリットも、もちろんあります。

ご自身の時間さえとれれば、変更などの即時対応が可能ですし、デザインや内容の変更には追加費用はかかりません。また、wordpressを利用すれば、従来と比較して簡易的にホームページを作れるようになるというプラス面もあります。

実際にご自身で制作されてうまくいっている方もいらっしゃいますが、多くの方がそうではない事実があることも念頭にホームページ制作についてお考えください。

先生ご自身には別の本業があります。自主制作にするかどうするか考えている方は、WEBサイト制作に労力と時間をかけるのと、その労力と時間を診療にあてるのとでは、どちらが良いのか?を1つの判断基準としてお考えください。

今回は、歯科医院のホームページにwordpressを利用するという観点から、ホームページの自主制作についてお話ししました。

※余談にはなりますが、コンテンツを配信している「歯科開業トピックス」も実はwordpressで制作しています。

インサイトでは300件以上の歯科開業をご支援してきましたが、その経験上から見ても、開業を成功させ、医院を早期安定させるためには、ホームページも重要な集患のポイントとなっています。歯科医院のホームページは、医院が開業する前から患者さんの目に止まっている状態にしておくのが良いでしょう。

数百件の実例からインサイトが独自に生み出した、開業後の医院早期安定に必要な内容は、歯科業界の今後・物件・資金・集患の観点からセミナーで分かりやすくお伝えしていますので是非一度ご参加ください。

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