歯科医院でアロマを導入!アロマ導入のメリット・デメリット


歯科医院でアロマ導入のメリット・デメリット

歯科医院の空間演出として、アロマを置いている医院もしばしばお目にかかります。今回は、アロマ(フレグランス)導入を検討している先生方向けに、アロマテラピーや歯科医院での導入方法などについて紹介します。

○アロマ(アロマテラピー)とは?

精油を用いるアロマテラピーは、植物療法あるいはハーブ医学から派生したもので、錬金術と深く関係して発展しました。アロマテラピーという言葉は、1930年頃にフランスの調香師・香料研究者のルネ=モーリス・ガットフォセが、アロマ(芳香)とテラピー(療法)を組み合わせて作った造語です。

アロマテラピーではなくアロマセラピーではないか?話もよく出ているようです。アロマテラピーとアロマセラピーの違いとしては、前者はフランス語読み・後者は英語読みであると言われています。さらに、フランスの方が医療の意味合いが強く、イギリスではもう少し美容目的が強い意味合いが強いとも言われています。ただ、日本ではこの辺の切り分けが明確でなく、混在して同義語として扱われているようです。

また、日本ではアロマ(精油)を使った施術に関して、特にライセンスのようなものはなく、アロマテラピーの基礎知識や、アロマセラピストとして活躍できる能力を証明するための認定資格や検定を指します。今のところ国家資格に該当するものはなく、民間団体が認定する資格が複数存在します。

歯科医院でアロマを院内で利用するのに、最低限の精油の知識を知っておきたい!という方は、WEBや書籍で勉強することも可能です。さらに深い情報や体系的に理解したい場合には、先ほどもお伝えした通り、民間団体の資格を取得してみるのも良いかもしれません。

主な資格発行団体は、以下のようなところがあるようなので、興味がある方は見てみてはいかがでしょうか?

公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)
IFA国際アロマセラピスト連盟
IFPA 国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟
NARD JAPAN ナード・アロマテラピー協会
日本アロマコーディネーター協会(JAA)

代表的な民間団体を紹介しましたが、いよいよ本題の歯科医院でアロマを導入するにあたってのポイントを紹介していきましょう。

○歯科医院のアロマ利用方法

歯科医院でのアロマの利用についてですが、二通りの利用方法があります。ひとつは、いわゆるリラックス空間の演出のために、アロマ(精油)を利用する方法です。もうひとつは歯科の施術の一環としてメディカルアロマを利用する方法です。それぞれについて、少し詳しく解説していきましょう。

<歯科医院のリラックス空間演出のためのアロマ利用>

患者さんの多くは、歯科医院独特の消毒臭やユニファストに代表されるレジン臭といったものを嫌います。術者である歯科医師やスタッフは、毎日このようなにおいのある職場で仕事をしているため、ほとんど感じないでしょうが、患者さんは敏感に感じています。

そこで、そうした医院臭を払拭するために、利用するのがアロマになります。多くは、待合室での利用が多いと思いますが、どのような香りにするかは、次の事を意識しておくことが大切です。

まず、においや香りの好き嫌いは個人差が大きく、ある人にとって心地の良いにおいでも、他者には不快なにおいとして感じてしまうことです。当たり前に感じてしまいますが、うっかりと自分の好みを優先させてしまうことがあるので、常に意識しておくことが大切です。

次に、人は感知した匂いにはすぐに慣れが生じて、あまり感じなくなる「嗅覚疲労」という特徴があるということを意識しておくことです。慣れによる感受性の低下の中でも、特に嗅覚が疲労しやすいとも言われ、すぐに匂いに順応して感受性の低下が起こります。

つまり歯科医院内でのアロマを利用する際には、「外から入ってきたときに多くの人が心地よさを感じるアロマを選ぶ」ことと「常時芳香しておく」ことが大切なのです。

<施術の一環としてメディカルアロマ>

これは、冒頭に記したフランス式のメディカルアロマで、医師の処方に基づき、皮膚塗布、経口投与、座薬などの医薬品として使用されます。また、精油濃度も市販の香りを楽しむオイルの0.5~2%に対し、10%~50%と高濃度となっています。

まだ、歯科医院に施術としてのメディカルアロマを導入している医院は非常に限られますが、その応用例を「医師が認めたアロマセラピーの効力 著者: 川端一永」からいくつか紹介します。

・免疫力低下による多発性口内炎治療:口腔内消毒をしたうえで、免疫力を上げるために、アロマジェル(ラベンサラ、ティートリー、ペパーミントの各精油一滴ずつブレンド)を患部に直接に1日3~4回塗布する。

・歯周病治療:クローブ、ティートリー、ペパーミントの各精油一滴ずつを植物オイル2mlで希釈し、症状のある歯茎に塗布。

・口唇ヘルペス:ラバンジン、ゼラニウム、ラべンサラの各オイル一滴ずつを植物オイル5mlで希釈し、患部に直接塗布。

その他いくつかの歯科領域へのメディカルアロマの応用例はあるようですが、実際に行う際には、独自での精油ブレンドや施術を行わず、専門家のアドバイスを必ず受けることが肝心ですね。

「歯科医院でアロマを使いたい!」と思った時に、大半の方が考えるのは、メディカルアロマではなく、歯科医院のリラックス空間演出のためのアロマ利用ではないでしょうか?それでは、歯科医院の空間演出のためのアロマ利用について更に深堀りしていきましょう。

○歯科医院で香りを使った演出には?

ここまで一言で、アロマとお伝えしてきましたが、アロマとは香りの総称ではありません。アロマとは、天然のエッセンシャルオイル(精油)のことを指し、合成品などはフレグランスと分類されます。

アロマテラピーなど療法として利用する場合は、エッセンシャルオイルを利用しますが、医院の空間演出の為に利用するのであれば、フレグランスで全く問題ないでしょう。また、フレグランスのメリットとしては、エッセンシャルオイルより低価格で購入できることや、長時間香りを継続させることができます。このことからも、医院の演出として考えている方はフレグランスで十分ではないでしょうか?

医院内に向いている香りは、ストレス解消やリラックスに重点をおくと「ラベンダー、オレンジスイート、ゼラニウム、イランイラン、カモミールローマン、サンダルウッド(白檀)、ネロリ」などが代表的ですが、数多くの香りがありますので、ご興味のある方は、成分や効能、使用上の注意事項を含め、是非ご自分で調べてみてください。

医院空間演出を行うには、ネットや家電量販店・ホームセンターなどにも売っているディフューザーを購入してみる方法や、事業用のディヒューザーや香りの演出を行っている会社から購入・レンタルする方法などがあります。

事業用のディヒューザーを利用するメリットとしては、取り扱い企業により若干の違いはありますが、以下のようなものがあります。

【事業用のディヒューザー導入メリット】

・フレグランスの粒子が細かく、院内の設備や機器が痛みにくいものが多い
・一般のものより、広範囲に香りを行き渡らせることができる
・香りやディヒューザーのメンテナンスなどのサポートを行ってもらえる
・ヒアリングなどから、香りの種類のコーディネートを行ってもらえる

このような事業向けの香りの空間演出の会社は、当社でもお取引がある企業様がございます。インサイトを通してお問合せ頂ければ、フレグランスのお試し利用などのご相談も可能です。

もしご興味があるようでしたら資料や詳細など、取り扱い企業様より改めて連絡がいくよう手配させて頂きますので、お気軽にお問合せください。

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